macOS 27 Golden Gateの新機能まとめ
今すぐ上げるべき?Intel Macはどうなる?
掲載日:2026年8月22日 更新日:2026年9月20日

この記事はこんな悩みや課題を抱えている人向けです
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macOS 27 Golden Gateで何が変わるのかを、まとめて知りたい方
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新しいSiri AIがいつから日本語で使えるのかを知りたい方
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「すぐ上げるべきか、少し待つべきか」の判断材料が欲しい方
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Intel Macを使っていて、27に上げられないと知った方
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業務で使う専用ソフトが動くか不安な方(Rosetta 2の期限が近づいています)
こんにちは、Mac専門店・秋葉館のスタッフです。macOS 27 Golden Gateが2026年9月15日に公開されました。店頭でも「もう上げて大丈夫ですか」「自分のMacは対応していますか」というご相談が増えています。
27の主役は、生まれ変わったSiriことSiri AIです。Appleは公式サイトのいちばん上にSiri AIを置き、macOSのページでは8つの機能を並べています。そして日本語で使えるようになるのは10月から、しかもベータ版です。
この記事の見立ては、そこから来ています。9月に急いで上げる理由は薄く、10月に主役が来るので準備は今のうちに。もうひとつ、Rosetta 2(Intel向けアプリをAppleシリコンで動かす仕組み)の期限も27で区切りを迎えます。27に上げると、Mac自身が「macOS 28でIntelプロセッサ用アプリの対応は終了します」と画面で告げてきます。

この記事では、Apple公式が並べている順に27の新機能を整理したうえで、「すぐ上げる人/様子見でいい人/そもそも上げられない人」の3タイプに分けて判断の物差しをお示しします。上げる前の準備と、Intel Macをお使いの方の選択肢もご案内します。
💡 3秒でわかるまとめ
- macOS 27 Golden Gateは2026年9月15日公開・無償
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Appleシリコン専用。Intel Macは全機種が対象外(Tahoe 26がIntel Macに届く最後のmacOS)
- 主役のSiri AIは英語のベータ版から。日本語は10月からの予定で、こちらもベータ版です
- 画面のものをSiriに聞くビジュアルインテリジェンスはいまは英語設定が必要。10月の日本語対応に含まれる見込みです
- Apple IntelligenceはM1以降。声の調整などの重い機能はM3以降+ユニファイドメモリ12GB以上
- Rosetta 2の汎用提供は27まで。Intel版しかないアプリはmacOS 28で開けなくなります。27なら該当するアプリをMac自身が一覧で教えてくれます
- 上げる前にバックアップだけは必ず。ここだけは今日からできます
1. macOS 27 Golden Gateとは
2026年6月8日から開かれたWWDC 2026で発表され、9月15日に公開された、macOSの最新のメジャーバージョンです。
表1:macOS 27 Golden Gateの基本情報
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名前の「Golden Gate」はサンフランシスコの金門橋から。AppleはOS X 10.9 Mavericks以降、カリフォルニアの地名を順に使っています(それより前はLeopardやLionのように、ネコ科の動物の名前でした)。
バージョン番号が「26」から「27」に上がるのは、iOS 27やiPadOS 27と足並みを揃えた年号ベースの表記だからです。26 Tahoeのときに「15から26へ一気に飛んだ」ように見えたのは、この方式に切り替わったためでした。
🚨 【重要】今回はIntel Macが対象外です
27で最も大きい変更は、新機能ではありません。Appleシリコン(M1以降)専用になり、Intelプロセッサ搭載のMacが全機種対象外になったことです。
つまり現行のmacOS 26 Tahoeが、Intel Macに提供される最後のmacOSになります。詳しくは第7章と第11章でご説明します。
2. 主役はSiri AI。日本語は10月からです
Appleは公式サイトで、macOS 27の紹介をSiri AIから始めています。ページのいちばん上に置かれ、「MacのSiri AI」という節だけで8つの機能が並びます。この記事の章立ても、Apple公式の節の順に合わせました。
「会話できるアシスタント」に作り直されました
Appleの説明は「Apple Intelligenceによる会話型のAIアシスタント」です。話しかけるだけでなく、タイプ入力でも使えます。Macでの呼び出し方は、Spotlightで検索してトップヒットの「Siriに頼む」を選ぶ形です。
表の「条件」は、その機能だけに付く追加の条件です。Siri AI全体に共通する条件(ベータ版・言語・使用回数)は、このあとの表3にまとめました。
表2:MacのSiri AIでできること(Apple公式の8項目)
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Siriアプリで、iPhoneの続きをMacで
Siri専用のアプリが加わりました。会話の履歴はiCloudで同期されるので、iPhoneで始めた質問の続きをMacで引き継げます。よく使う会話はピン留めしておけます。
ビジュアルインテリジェンスは、Macには今回が初搭載です
画面に映っているものについてSiriに質問できる機能です。「もうある機能では」と思われた方のご記憶は正しくて、これはもともとiPhoneの機能でした。2024年12月のiOS 18.2から使えています。Mac自身の機能として載るのは27が初めてです。
⚠️ ビジュアルインテリジェンスは、いまは英語設定が必要です
脚注に「デバイスの言語を対応する英語に設定する必要があります」とあります。Macを日本語で使っているかぎり、いまは出てきません。
この英語という条件は、ビジュアルインテリジェンスだけのものではありません。2026年6月8日のSiri AI発表に「Siri AIには、製品間で会話の履歴を確認できる専用アプリや、拡張されたビジュアルインテリジェンスの体験、作文のための統合ツールも含まれています」とあるとおり、これはSiri AIの一部です。そのSiri AI自体が、英語に設定した人向けのベータ版から始まりました。
同じ発表には「さらに多くの言語への対応を迅速に拡大する予定」とも書かれています。その第一弾が10月の日本語ですから、ビジュアルインテリジェンスもあわせて使えるようになるとみています。
他社製アプリにも広がります
探しものを見つけてくれる相手は、Apple製アプリだけではありません。2026年6月8日の発表に「デベロッパがSpotlightと統合すれば、パーソナルコンテキストの理解を他社製アプリに拡張できます」とあります。MacでSiri AIを呼ぶ入口はそのSpotlightですから、対応するアプリが増えるほど、探せる範囲も広がっていきます。
表3:Siri AIを使う前に知っておく条件
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使用回数の制限は、写真編集やImage Playgroundだけの話ではありません。Siri AI本体も対象に含まれています。1日あたりの回数は「機能、リクエストの複雑さ、システムへの負荷」などで変わるとされていて、具体的な数字は公表されていません。
💡 秋葉館スタッフのアドバイス:Apple Intelligenceと混ざりやすいところです
ここは誤解が多いので、はっきり申し上げます。「27に上げれば新しいSiriがすぐ日本語で使える」わけではありません。
Siri AIとは別に、Apple Intelligence自体は前から日本語に対応しています。メールの要約や文章の書き直しは、すでに日本語で使えます。入れ替わったのはSiriのほうで、そこが英語から始まる、という切り分けになります。
2026年9月14日の発表に「Siri AIを、10月より、フランス語、韓国語、ポルトガル語、スペイン語に加えて日本語でもベータ版で提供開始する」とあります。日本語のSiriが目当てなら、10月を待ってから判断しても遅くありません。
3. アプリ上のApple Intelligence
Siriの外でも、使い慣れたアプリの中でApple Intelligenceが動きます。Appleが「アプリ上のApple Intelligence」の節に挙げているのは、次の表の上から5つです。いちばん下の1行は別の節にある機能ですが、条件が独特なのであわせて並べました。
表4:アプリ上のApple Intelligenceと、その条件
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表のとおり、条件が付かないのはSafariだけです。パスワードアプリの自動更新に至っては、まだ提供されていません。機能の紹介こそありますが、すぐ下に小さく「今後のソフトウェアアップデートで対応予定」と付いています。9月15日に上げても、この機能は画面に出てきません。
4. 子どもの安全
27の紹介では、Siri AI、アプリ上のApple Intelligenceに続いて「子どもの安全」が独立した柱になっています。お子さんと共用のMacがあるご家庭に関係する変更です。
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閲覧のリクエスト … 子どもが初めてのウェブサイトを開く前に、保護者の許可が要ります。保護者はメッセージアプリで中身を確かめてから承認できます。スクリーンタイムをアップグレードすると、Safariとその他のWebKitブラウザで有効になります
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コミュニケーションの安全性 … メッセージやFaceTimeでヌードを見たり共有したりできないようにする機能です。27からは、残酷なシーンや暴力的な描写にも介入します
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許容時間とスケジュール … エンターテインメント、ゲーム、ソーシャルメディアといったカテゴリーごとに時間を決められます。年齢にもとづく目安のガイダンスも用意されました
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システム設定の刷新 … ペアレンタルコントロールの画面が作り直され、使い方の確認と権限の調整がその場でできます
5. OSのさらなる進化
Liquid Glassが読みやすくなります
26 Tahoeで導入されたLiquid Glassは、透明感が評価された一方で「文字が読みにくい」という声も少なくありませんでした。27では光の屈折がより均一になり、コントラストが上がります。ツールバーの見た目が統一され、サイドバーが画面の端まで広がり、ウインドウの形状とメニューバーのアイコンも新しくなりました。
加えて、Liquid Glassの透明度と色の濃さを、スライダで自分で調整できるようになりました。読みにくさが気になっていた方は、ここをいちばん先に触ることになると思います。
速くなったところ
Appleの説明では、AirDropの転送、ネットワーク上でのファイルのブラウズ、Safariのスタートページの読み込みが、それぞれ一段と速くなります。派手さはありませんが、毎日触る部分です。
そのほかの変更
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メールの検索が賢くなり、関連性の高い結果が上に来るようになりました
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カレンダーは、予定を説明するだけで追加や変更ができます
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超ワイドディスプレイに対応。5K・120Hzなど高い解像度のものが使え、配置は前回の設定が保たれます
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iCloudの共有アルバムに、AndroidやWindowsを使っている相手もiCloud.comから参加できるようになりました。フル解像度での共有にも対応します
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通話のコンテクスト。法人の番号に電話をかけると、メールにあるフライトの予約コードなど関連する情報を先回りして表示します
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VoiceOverに、画像のより詳しい説明が加わりました
もうひとつ、地味ですが実際にいちばん役に立つ変更があります。システム設定の「一般」>「情報」に「Intelプロセッサ用アプリ」という項目が新設されました。次の章でご説明します。
6. Rosetta 2の期限が動き出しました
Appleシリコンをお使いの方も、ここは読んでおいてください。27に上げるかどうかとは別に、期限が近づいている話です。
Rosetta 2は、Intel向けに作られたアプリをAppleシリコンのMac上で動かすための仕組みです。移行期を支えてきましたが、Appleは汎用ツールとして提供するのはmacOS 27までとし、それ以降は「古い、更新の止まったゲームタイトル向けの一部機能」だけを残すと表明しています。
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macOS 27まで:Intel版しかないアプリも、これまでどおり動きます
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macOS 28から:開けなくなります
これは「動かなくなるかもしれない」という曖昧な話ではありません。27に上げると、Mac自身がはっきりそう告げてきます。システム設定の「一般」>「情報」を開くと、「Intelプロセッサ用アプリ」の項目に「macOS 28でIntelプロセッサ用アプリの対応は終了します。」と表示されます。
対象になるのはAppleシリコンのネイティブ版が出ていない古いアプリです。長く更新されていない業務用ソフトや、特定業界向けの専用ツールが該当しやすいところです。身近な例を挙げると、地図・GIS用途で広く使われているGoogle Earth Proは、2026年9月時点でもAppleシリコンのネイティブ版が提供されておらず、Rosetta 2で動作しています。有名なアプリだから対応済み、とは限りません。
27なら、Mac自身に調べてもらえます
これは27で新しく入った機能です。該当するアプリを名前で一覧にして見せてくれるので、自分で探す必要がなくなりました。
【Intel版のアプリが残っていないか確認する(macOS 27)】
1. システム設定を開き、「一般」>「情報」へ進む
▼
2. 「macOS」の下にある「Intelプロセッサ用アプリ」の行を見る
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3. 右の「詳細…」を押すと、該当するアプリが名前で一覧表示されます
✕ 閉じる
一覧に出てきたアプリには、「Appleシリコン対応バージョンにアップデートする必要があります」という案内が添えられます。そのまま提供元のサイトで対応版を探せば済みます。
✕ 閉じる
⚠️ 一覧に出るのは「アプリ」だけではありません
見出しが「追加アプリと追加コンポーネント」となっているとおり、上の画面のようにプリンタのユーティリティが挙がることもあれば、アプリに付属する小さな部品が拾われることもあります。見覚えのない名前が出てきても、故障ではありません。
ふだん使っていないものであれば、慌てて対応版を探す必要はありません。業務で毎日使うアプリが並んでいないか。そこだけ確認してください。
26以前のMacをお使いの場合
この項目は27で追加されたものなので、Tahoe 26以前では表示されません。その場合は、これまでどおりアクティビティモニタで調べます。
【Intel版のアプリを使っていないか確認する(26以前)】
1. 「アプリケーション」フォルダの「ユーティリティ」からアクティビティモニタを開く
▼
2. 「CPU」タブを選ぶ(「種類」の列がそのまま表示されます)
▼
3. 一覧の中に「Intel」と表示されているアプリがあれば、それがRosetta 2で動いているアプリ
※「種類」の列が見当たらない場合は、列の見出しを右クリックして「種類」にチェックを入れると表示できます。こちらの方法では、そのとき起動しているものしか分かりません。27の「Intelプロセッサ用アプリ」がインストール済みのものまで拾ってくれるのは、この点で有利です。
✕ 閉じる
「Intel」が並んでいたら、そのアプリの提供元サイトでAppleシリコン対応版が出ているかを確認しておきましょう。出ていれば早めに入れ替えれば済みます。出ていなければ、代わりのアプリを探すか、その環境を残す方法を考える必要があります。
💡 秋葉館スタッフのアドバイス:27に上げること自体が棚卸しになります
慌てる必要はありません。27の間はこれまでどおり動きます。大事なのは気づいておくことです。OSを上げた直後に業務ソフトが起動しなくなる、というのがいちばん困ります。
上げた時点で「情報」に一覧が出るので、そこで初めて気づけます。Intel版のアプリが心配で27を見送るという判断は、かえって気づく機会を先延ばしにすることになります。
コラム:27は「現代のSnow Leopard」なのか
26 Tahoeで導入されたLiquid Glassは、賛否が分かれました。そのあとに来る最初のアップデートということもあり、「27は26の安定版なのでは」という見方をされる方がいます。かつてのLeopardに対するSnow Leopard、Lionに対するMountain Lionのような位置づけですね。
半分当たっています。当たっている部分が、思っていたより深いのです。
表5:Snow Leopard 10.6とmacOS 27の立ち位置
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「ひとつ前のアーキテクチャを切り捨て、最後にRosettaを積んで移行を締めくくるOS」——この立ち位置で、Snow Leopardと27はほとんど同じ場所にいます。17年越しに同じ形の節目が来た、ということです。歴代macOSの立ち位置を1世代ずつ見比べたい方は、歴代macOSの解説記事のSnow Leopardの項もあわせてご覧ください。
Snow Leopardの売りは「新機能をほとんど足さないこと」そのものでした。27にはSiri AIという主役がいるので、「新機能のない安定版」と呼ぶのは正しくありません。
💡 秋葉館スタッフのアドバイス:この評価には10月という期限が付いています
日本語環境に限れば、9月のあいだの体感は「安定版」に近くなります。主役のSiri AIが英語のベータ版から始まるためです。日本のユーザーが9月15日に受け取ったのは、「Liquid Glassが読みやすくなり、Macらしい作りが戻り、全体が引き締まった26」という中身でした。
ここが去年までの「安定版」と違います。10月に日本語のSiri AIがベータ版で来ると、27は「26の完成版」ではなくなります。Snow Leopardとの重なりは、あくまでRosettaとアーキテクチャの話だと考えておくのが正確です。
7. あなたのMacは27に対応する?
Appleが公開している対応機種は次のとおりです。
- MacBook Neo(2026)
- Appleシリコン搭載MacBook Air(2020以降)
- Appleシリコン搭載MacBook Pro(2020以降)
- Appleシリコン搭載iMac(2021以降)
- Appleシリコン搭載Mac mini(2020以降)
- Mac Studio(2022以降)
- Appleシリコン搭載Mac Pro(2023)
判断はとても簡単です。Appleシリコン(Mシリーズ)なら対応、Intelなら非対応。Appleメニューの「このMacについて」を開いて、「チップ」と書かれていればAppleシリコン、「プロセッサ」と書かれていればIntelです。
⚠️ Tahoe 26には対応していたのに、27で外れる4機種
Tahoe 26まではIntel Macも一部が対象でした。次の4機種は、26で最後になります。
- MacBook Pro(16インチ、2019)
- MacBook Pro(13インチ、2020、Thunderbolt 3ポート4つ)
- iMac(2020)
- Mac Pro(2019)
歴代macOSの対応機種を1世代ずつさかのぼって確認したい方は、Macはいつまで使える? 歴代macOSの対応機種まとめで早見表をご用意しています。
8. AI機能は「二段構え」になっています
ここが今回いちばん見落とされやすい点です。「27が入るか」と「27のAI機能をフルに使えるか」は、別の線引きになっています。
表6:Apple Intelligenceの二段構え
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M1やM2のMacでも27は入り、Apple Intelligenceも使えます。Mac本体の中で処理する重めのAI機能に、M3以降でユニファイドメモリ12GB以上という条件が付く、という構造です。
2段目にあたる機能として、Appleが脚注で名前を挙げているのが「Siriの話し方をカスタマイズ」です。声を選び、ピッチや速度、トーン、アクセントを調整する機能で、「M3以降と12GB以上のユニファイドメモリを搭載したMacモデルで利用できます」と書かれています。
💡 秋葉館スタッフのアドバイス:実際に選べるのは16GB以上です
Macに「12GB」というメモリ構成はありません。Appleシリコンのユニファイドメモリは8GBの次が16GBなので、2段目の条件を満たせるのは16GB以上のモデルだけということになります。M3以降のチップを積んでいても、メモリが8GBのままでは届きません。
これから中古でMacを選ぶ方は、この2段階で考えると迷いません。「とりあえず27が入ればいい」ならM1以降で十分です。「AI機能もひととおり使いたい」ならM3以降・メモリ16GB以上を選んでください。
Appleシリコンのメモリは、あとから増やせません。チップと一体になっているため、購入後に足すという選択肢がありません。中古を選ぶときは、ここだけは妥協しないことをおすすめします。
9. 上げるべきか?3タイプ別の判断

【あなたはどのタイプ?】
1. Appleシリコン搭載Macですか? → いいえなら「タイプC:上げられない」
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2. 仕事や作品制作でMacを使っていますか? → はいなら「タイプB:様子見」
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3. 上のどちらでもなければ → タイプA:上げてよい
タイプA:上げてよい方
趣味や日常の用途で使っていて、業務ソフトの縛りがない方です。ブラウザ、メール、写真、動画視聴といった使い方なら、困る場面は少ないはずです。バックアップだけは必ず取ってから実行してください(第10章)。
タイプB:しばらく様子見が賢い方
仕事や作品制作でMacを使っている方です。慌てる必要はまったくありません。理由は3つあります。
- お使いのアプリが27に対応するまで時間がかかることがあります。プラグインを使う音楽制作や映像編集は、周辺のソフトが揃うまで待つのが定石です
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主役のSiri AIは、日本語では10月からです。いま上げても、日本語環境で新しく得られるものは限られます
- 公開直後は細かな不具合が見つかりやすい時期です。最初の修正アップデートを待つと、余計な手戻りを避けられます
目安としては、お使いのアプリの提供元が「macOS 27対応」と明言してからが安心です。日本語のSiri AIを試したいなら、10月に入ってからで間に合います。
タイプC:そもそも上げられない方(Intel Mac)
Intel Macをお使いの方です。27は入りません。ただ、「27に上がれないこと」と「明日から使えなくなること」は違います。選択肢は第11章でご説明します。
🚨 【重要】上げたあとに元へ戻すのは簡単ではありません
macOSは、いったん上げると前のバージョンへ簡単には戻せません。戻すにはMacを初期化して、バックアップから復元する作業が必要になります。
「とりあえず上げて、合わなければ戻そう」は通用しないとお考えください。だからこそ、次の章のバックアップが効いてきます。
10. 上げる前にやっておくこと
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【アップデート前の4ステップ】
1. バックアップを取る(Time Machineで外付けドライブへ。ここが最重要)
▼
2. 使っているアプリの対応状況を確認する(提供元サイトで「macOS 27」対応の記載を探す)
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3. 空き容量を確保する(数十GBの余裕を見ておくと安心)
▼
4. 時間に余裕のある日に実行する(作業の締め切り前日は避ける)
この中で絶対に省略してはいけないのが1番のバックアップです。前章のとおり、macOSは簡単に戻せません。バックアップがあれば、万一うまくいかなくても元の状態へ復元できます。無いと、打つ手がなくなります。
💡 Time Machineの設定がまだの方へ
「バックアップを取れと言われても、やり方が分からない」という方は、Time Machineは最強の保険!設定から復元まで専門店のスタッフが徹底解説をご覧ください。ドライブの接続からフォーマット、システム設定での登録まで3ステップで追えるようにしてあります。
復元のしかたも、「特定のファイルだけ戻す」「システムごと戻す」「新しいMacへ引っ越す」の3パターンで解説しています。取るだけでなく、戻し方まで知っておくと安心です。
秋葉館おすすめ:Time Machine用の外付けドライブ
Time Machineのバックアップ先は、普段使いのドライブとは別に用意するのが基本です。容量の目安は、Mac本体のストレージの2倍以上、できれば3倍。世代を遡って復元できるのがTime Machineの強みで、容量に余裕があるほど長い期間を残せます。
選び方はシンプルです。持ち運ぶならSSD、机に置いたままで容量を優先するならHDD。
表7:Time Machine用の外付けドライブ4点
→ 横にスクロールできます
※表示している価格・スペックは掲載時点(2026年9月20日)の税込価格です。価格・セール状況・在庫は変動しますので、ご購入前に各商品ページで最新の情報をご確認ください。
迷ったらこれ:持ち運ぶ機会があるならMacbeth nano UC3、机に置いて容量重視なら秋葉館オリジナルの2TBをお選びください。この2つで大半の方に合うはずです。すでにお使いのMacのストレージが1TBを超えている場合は、4TBのOWC Mercury Elite Proまで上げると余裕が出ます。
⚠️ 秋葉館オリジナル2TBは付属ケーブルがUSB-Aです
このモデルの付属ケーブルはUSB-Aです。USB-Cポートしかない最近のMacでは、変換アダプタが別途必要になります。すでにアダプタやUSBハブをお持ちの方なら問題ありませんが、お持ちでない場合はあわせてご用意ください。
当店では¥440の変換アダプタをご用意しています。USB 3.1 Gen 2(10Gbps)対応なので、ハードディスクの転送速度が頭打ちになる心配はありません。
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バスパワー駆動: 電源アダプタ不要。Macにつなぐだけで使えます。
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USB-C接続: 変換アダプタなしで、そのままMacに繋がります。
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Time Machine対応: バックアップ先としてそのまま指定できます。
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特徴:
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Macフォーマット済み: 届いたらそのままTime Machineのバックアップ先に指定できます。
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2TBで世代を長く残せる: 容量に余裕があるほど、遡れる期間が長くなります。
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タテヨコ両対応: 防振シリコンゴムを採用した静音設計で、置き場所を選びません。
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11. Intel Macを使っている方の選択肢
27に上がれないと分かって、いちばん気になるのはここだと思います。道は3つあります。
選択肢1:Tahoe 26まで上げて、使い続ける
やるべきは、macOS 26 Tahoeまで上げておくことです。Intel Macが受け取れる最後のmacOSなので、ここまで上げておけば、その後しばらくはセキュリティ修正が届きます。
Web閲覧、文書作成、動画視聴といった日常の用途なら、まだ十分に現役です。あわせてバックアップ体制を整えておくことをお勧めします。サポートが切れたあとは、万一の復旧を自分で担保する必要があるからです。
選択肢2:延命して、もう少し付き合う
動作が重くなってきただけなら、まだ手はあります。SSDへの換装やメモリ増設(対応モデルの場合)で、体感速度は大きく変わります。「まだこのMacを使いたい」というご相談は、秋葉館でも多くいただきます。
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選択肢3:Appleシリコンへ乗り換える
Siri AIやAppleシリコンのバッテリー持ちを体験したいなら、乗り換えが答えになります。中古のAppleシリコンMacなら、新品より抑えた予算で手に入ります。M1以降であれば27に対応しているので、この先も長くOSアップデートを受け取れます。
第8章のとおり、AI機能もひととおり使いたいならM3以降・ユニファイドメモリ12GB以上が目安です。
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中古MacBook Pro 一覧を見る
※中古品は1点ごとに状態・スペック・価格が異なり、在庫は随時入れ替わります。Appleシリコン搭載・ユニファイドメモリ12GB以上(いま流通している中古では16GB以上のモデルが該当します)を目安に、最新の在庫と価格は各一覧ページでご確認ください。
💡 秋葉館スタッフのアドバイス:買い替えるなら、下取りは早いほうが有利です
中古Macの買取価格は、「最新OSが入るかどうか」で大きく変わります。27でIntel Macが対象外になったことは、買取価格にも影響してきます。
乗り換えを考えているなら、動かせる時期は早いほうが有利です。手元に置いたまま何年か過ごすと、その分だけ手放すときの金額は下がっていきます。「いつか買い替えるつもり」なら、いま査定に出して金額を知っておくだけでも判断材料になります。
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まとめ
macOS 27 Golden Gateは、Siriが入れ替わる世代であり、同時に移行の区切りを知らせるアップデートです。日本語で使う方にとっては、その主役が10月に来ます。
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主役はSiri AI。英語のベータ版から始まり、日本語は10月からの予定で、こちらもベータ版です
- ビジュアルインテリジェンスは、いまは英語設定が必要。AppleがSiri AIの一部としている機能なので、10月の日本語対応にあわせて使えるようになる見込みです
- アプリ上のAI機能は使用回数の制限が付くものが多く、パスワードの自動更新はまだ提供されていません
- Apple Intelligenceは二段構え。M1以降で使えますが、声の調整などはM3以降+ユニファイドメモリ12GB以上
- Rosetta 2の汎用提供は27まで。macOS 28では開けなくなります。27に上げれば「情報」に該当アプリの一覧が出るので、そこで棚卸しを
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すぐ上げてよいのは、趣味や日常の用途で使っている方。バックアップは必ず。様子見が賢いのは、仕事や制作でMacを使っている方です
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上げられないIntel Macの方は、まずTahoe 26まで上げる。そのうえで延命か乗り換えを考える
そして何より、上げる前のバックアップだけは今日からできる準備です。ここを済ませておけば、いつ上げると決めても、落ち着いて動けます。
Macの買い替えも、延命も、どちらが「本当に損のない」選択なのかは、お使いの機種と用途で変わります。判断に迷われたら、店頭でもオンラインでもお気軽にご相談ください。創業からMacを見つめ続けてきた秋葉館が、お客様の状況に合わせてお答えします。
なお、iPhoneはまったく逆の動きをしています。MacはIntel機を全機種切り捨てましたが、iOS 27で対象外になるiPhoneは1機種もなく、対応は34機種と歴代最多です。iPadやApple Watchも含めた27世代の全体像は、下の関連記事にまとめてあります。
※本記事の情報は執筆時点(更新日:2026年9月20日)のものです。macOS 27 Golden Gateは2026年9月15日に公開されました。Siri AIの日本語対応は10月に予定されています。仕様・対応機種・機能の提供時期は変更される場合がありますので、最新情報はApple公式サイトでご確認ください。